写真を載せているのに、どの写真が見られているか分からない。そう感じたときは、検索からページへ来た人が何を探していたのかを、数字とページの両方から確かめます。画像を増やすことだけが答えではありません。

Google Search Centralは2026年9月、Search Consoleの検索パフォーマンス画面で、画像を使った検索のデータを確認する新しい絞り込みを案内しました。公式記事では、Google Lens、AndroidのCircle to Search、画像を使った検索、Chromeの画像検索などが対象として説明されています。表示はサイトに該当する検索流入がある場合に確認できるとされているため、すべてのサイトに同じ数字が出るとは限りません。

まず、見ている数字の範囲を確かめる

Search Consoleに画像検索用の絞り込みが表示される場合は、対象の期間とページを選びます。表示がない場合は、機能の有無を理由に写真を作り直さず、現在見られるページや問い合わせ内容から確認します。

数字が見えたら、最初に「どのページが表示されたか」を見ます。画像を使った検索から来た人が、会社紹介、商品、場所、手順のどれを探していたのかを考えます。検索語や画像だけから、見た人の目的を断定することはできません。ページの内容と合わせて仮説を立てます。

写真とページの説明が合っているかを見る

検索から来た人が開くページには、画像の内容を説明する文が必要です。写真が商品の一部分なら、本文で商品名や該当箇所を明らかにします。施工や作業の写真なら、何をしている場面かを書きます。画像だけで説明を終えると、写真を見られない人には情報が伝わりません。

写真の周りを、次の順に確認します。

  1. 画像の内容がページの主題と一致しているか
  2. 本文に写真の対象や状況が書かれているか
  3. 画像の説明文が、見た目だけでなく意味を伝えているか
  4. スマートフォンでも画像の前後の文章やリンクが読めるか

写真に写った実績や人物を説明する場合は、事実と許可の範囲も確かめます。実際には行っていない作業や、確認できない成果を画像の説明に加えないようにします。

画像の説明を読者の言葉で書く

画像の説明文(代替テキスト)は、画像が表示されない場合や読み上げ機能を使う場合に内容を伝える文です。検索語を詰め込む欄として扱わず、写真を見られない人に必要な説明を書きます。

たとえば「LP制作」という語だけでは、どんな画像か分かりません。「スマートフォンでサービス紹介ページを確認している画面」のように、見える内容を具体的に記します。装飾だけの画像なら、本文に同じ情報を重ねて書く必要はありません。画像の役割に合わせて説明の有無を決めます。

直した内容と日付を残す

写真や説明を変えたら、変更したページ、画像、理由、日付を記録します。複数の画像を一度に変えず、対象を一つずつ確認すると、あとから状況を比べやすくなります。

画像を見直すときの記録例
記録する項目書く内容
対象ページページのURLとタイトル
画像ファイル名とページ内の位置
見直した理由写真と説明が合わない、スマートフォンで見づらい等
変更日画像または説明を更新した日
確認する数字対象期間、ページ、表示された絞り込み条件

Search Consoleの数字は、画像を変えれば検索流入が増えるという約束ではありません。訪問者が何を探していたかを確かめ、ページの説明がその問いに答えているかを見直す材料です。写真、説明、本文を一緒に確認すると、読者に必要な情報がページにそろっているか判断しやすくなります。

参考: Google Search Central「Announcing web multimodal Search performance reporting in Search Console」